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働きたいママの第2関門〜履歴書準備〜

no.052 2020年10月15日(木)

 

転職活動は、スピードが命です。

特に時間の融通がきく、休みが取りやすいなど条件のよい募集は、応募しようか迷っているうちに終了して­しまうこともあります。

今回は、履歴書などの応募書類を書く上でのコツをご紹介します。

仕事選びで後悔しないよう、しっかり書類を準備して転職活動に望みましょう。

 

応募書類の3点セット「履歴書・職務経歴書・添え状」

 

一般的に、「応募書類」といえば、「履歴書・職務経歴書・添え状」の3点セットを指します。

 

・履歴書…応募者の人物像をはかる書類

・職務経歴書…応募者の能力・経験をはかる書類

・添え状…応募書類につける挨拶状

 

仮に募集要項に「履歴書送付」としか書かれていなくても、この3点セットを準備して出すのが転職活動におけるマナーだと言われています。

 

ただ「職歴が短く、職務経歴書に書くことが少ないから書きたくない」とお考えの方もいらっしゃるでしょう。

そのような場合の書き方も合わせてご紹介します。

 

おさえておきたい履歴書のキホン

 

 

履歴書に不備があると、職務経歴書を見られる前に不採用になってしまう可能性があります。

ママの転職は、独身の人に比べて時間やお休みなどの制限が多いもの。

だからこそ、基本的な部分をおさえ、企業に「きちんとした人である」と知ってもらいましょう

 

例えば、間違えたら修正液を使わずに書き直すのは常識です。

写真も、できれば写真館で撮ってもらったものを使いましょう。

 

なお、履歴書のサンプルでは、職歴欄の退職理由について「一身上の都合により退職」と書かれていることがほとんどです。

 

しかし、出産や育児を理由に退職した場合は、正直に「育児に専念するため退職」と書いた方が好印象です。

特に在職期間が短い場合は、人事に「飽きっぽい人なのかな」と思われてしまわないよう、正確に伝えましょう。

 

また、履歴書は人物像を見られるものです。特に以下のミスに注意しましょう。

・記入漏れはないか?

・誤字脱字はないか?

・卒業年月日や入社年月日に誤りはないか?

 

パパやママ友など、他の人の目線でチェックしてもらうこともおすすめです。

 

職務経歴書をアピールに活かそう

 

職務経歴書は、その人が担当した仕事の内容や、マネジメント経験の有無、仕事を通じて得た専門知識・技能などを記した書類です。

中途採用においては、この職務経歴書がとても重要になります。

「私はあなたの会社が求める能力を持っています」というアピールになるからです。

 

職務経歴書はパソコンで作成し、A4用紙1枚、多くても2枚に収めるのが通常です。

もし書くことが少ない場合は、文字のサイズを大きくする、行間を少し開けるなど工夫してみましょう。

 

□職歴が短い場合の職務経歴書

 

新卒で就職したけど、すぐに結婚・妊娠を機に退職してしまい、まだ大きな仕事を経験していない……という方も多いのではないでしょうか?

 

この場合、新人研修の内容を書いて、「ビジネスパーソンとしての基礎を身に付けている」という点をアピールしましょう。

また、在職中に行った細かい業務の改善、たとえば「他の社員が取り出しやすいよう、書類を色分けした整理した」というようなことも、しっかり書いておきましょう。

「言われるだけじゃなくて、自分で考えて動ける人だな」と企業に評価されやすくなります。

 

また、学生時代のアルバイトやボランティアで、アピールできそうな経験はありませんか?

接客業務やリーダー経験など、志望企業と結びつきそうなものはどんどん書き出しましょう。

 

□ブランクの期間が長い場合の職務経歴書

 

出産や育児に専念し、ブランク期間が長くなってしまった場合は、「ブランク中の経験で、アピールできるものはないか」を探してみましょう。

たとえば、自治会やPTAの役員を務めた経験はありませんか?
ブランク後の就職において、事務処理能力やコミュニケーション力、地域での人脈づくりをアピールできるポイントになります。

もしまだの場合は、積極的に受けてみましょう。

また、ブランク中に仕事につながりそうな資格取得などの勉強をしたというのも、企業にとっては好印象です。

今はWebでの学習環境が整っており、育児しながら自宅で勉強しやすくなっています。

もし「今すぐ就職する予定がないけど、そのうち就職したい」ということであれば、今からでも資格の勉強を始めておくのもおすすめです。

 

添え状で自己PRしよう

 

 

添え状は、手書きでもパソコンでもどちらでもかまいません。

どちらを選ぶ場合も、職務経歴書と同様、1枚に収めることを意識しましょう。

 

添え状の構成は次のとおりです。

①冒頭の挨拶

②応募の経緯

③自己紹介

④検討のお願い

 

拝啓で始まり敬具で終わる、時候の挨拶を添えるなどして、ビジネスマナーをアピールしましょう。

 

また、特に重要なのが、熱意を伝えられる③です。

・子どもが成長して、仕事を始める体制が整った

・小さな子どもがいるけど、保育園の預け先が見つかった。延長保育もしてもらえる

・両親や義両親の家の近くに引っ越したので、サポートを受けられる

・夫が自宅で開業したので、夫と育児を分担しやすくなった

など、仕事を始める環境が整っていることを書いておきましょう。

 

履歴書にも自己PR欄があるものは多いですが、書く欄が小さく限られてしまいます。

添え状で自分の現在の状況を伝えることで、担当者に安心させ、次の面接へとつながりやすくなります。

 

最後の関門、面接に備えよう!

 

応募書類を先方に送る前に必ずやっておくべきこと、それは応募書類のコピーです。

なぜなら、面接は履歴書などの書類を見ながら行われるからです。

もし書類に書いていることと、実際に話したことが合っていない場合、そこで信用が失われてしまいます。

 

ただ、言い換えれば、自分の得意分野など「これはぜひ聞いてほしい!」ということがあれば、書いておくことで面接を自分に有利に引き寄せられるとも言えます。

 

応募書類を120%活用して、最後の関門である「面接」を有利に進めましょう!