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子どもの成長に合わせて働き方を変えていく Vol.2

no.033 2020年4月1日(水)

 

前回「子どもの成長に合わせて働き方を変えていく Vol.1」という記事で、ママのキャリアパスについてご紹介しました。

「興味はあるけど、具体的にはどんな働き方があるの?」と疑問をもたれた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

Vol.2では、あるベンチャー企業の社長のオンライン秘書を務める華子さん(仮)の事例をみていきましょう。

 

 

オンライン秘書とはどんな仕事?

華子さんは現在、2歳のお子さんを育てるかたわら、「オンライン秘書」として活躍しています。

オンライン秘書という言葉を初めて聞いた、という方もいらっしゃるかもしれません。

最近注目されはじめている、女性の働き方のひとつです。

秘書の仕事については、ご存知の方も多いはず。

社長や役員など、忙しい立場の人にかわって、スケジュールを調整したり、メールを代筆したり、贈り物の手配をしたりするお仕事。

これらのお仕事を、会社に出社せずに在宅で行うのがオンライン秘書なのです。

 

オンライン秘書のメリットと業務内容

 

オンライン秘書をするメリットは、なんといっても自宅で仕事ができることです。

フリーランスと同じように、企業と事前に業務委託契約を結んでからお仕事をスタートします。

1週間にどのくらいのペースで働くか、扶養の枠内で働くかどうかについては、契約前に自分自身で調整できます。

たとえば週2回、日中の数時間だけ、といった働き方も可能です。

 

華子さんの場合、出社をするのは数ヶ月に1度だけ。

あとは在宅で仕事をしています。

「顔を合わせなくても仕事できるの?」と疑問に思われるかもしれませんが、今は自宅にいながら打ち合わせができるツールがあります。

 

代表的なのはWeb会議システムです。

これを使えば、パソコンだけでなく、スマートフォンからも専用アプリで打ち合わせができます。

録音機能を活用すれば、聞き逃しの心配もありません。

 

また、メインの仕事となるスケジュール管理について、華子さんはGoogleカレンダーを使っています。

華子さんが設定した予定は、特に重要な予定については、リマインダー機能を活用しています。

また華子さんの社長は少し方向音痴なのですが、華子さんがいつもGoogle MapのURLをカレンダーに添付しているので安心です。

 

新しいツールを使うのに抵抗感がない人は、オンライン秘書に向いているといえるでしょう。

また、顔を合わせない分、より丁寧なコミュニケーションを求められます。

 

オンライン秘書を募集する背景

オンライン秘書を必要とするのは、起業してすぐの社長や、個人事業主の人たちです。

彼ら、彼女らは自らの貯金を自己資金とし、資金調達に走り回っています。

事業を始めて間もないころは、自分のお給料すら出せないことも珍しくありません。

忙しくて手が足りないけど、一人を常駐させるほどの余裕はない、そんな状況にマッチするのがオンライン秘書なのです。

 

オンライン秘書の仕事はどうやって探すか

オンライン秘書の探し方ですが、専門のサービスに登録して、仕事をもらうのが一般的です。

気になるお給料ですが、アシスタント職は時給900円から1000円スタートのところが多いです。

派遣の事務職の平均時給は1,200円から1,400円前後ですので、それよりも少し安くなってしまいますが、通勤の必要がなく、時間を有意義に使えるのは魅力的といえます。

 

また、クラウドソーシングでもオンライン秘書業務を募集していることもありますので、あわせてチェックしてみましょう。

さらに知人の紹介や、SNSを介して仕事を見つけている人もいます。

 

新しい働き方を身に付けよう

華子さんは、子どもが小学校にあがったら、時短勤務で事務のパートを探し、中学生になったら正社員の仕事にチャレンジしたいと考えています。

そのために、ひとつひとつの仕事を丁寧にこなし、空いた時間にOfficeや簿記を勉強するなど、スキルアップに励んでいます

 

 

家庭も大切にしつつ、在宅で仕事の経験も積む、インターネット社会ならではの、新しいキャリアの築き方といえるのではないでしょうか。