子育て

子どもの「第三の居場所(サードプレイス)」とは?

no.153 2022年10月3日(月)

子どもたちの過ごす場所は、家庭と学校が大部分を占めます。

しかし、家庭にも学校にも居場所がない子どもたちもいます。

そこで注目されているのが、「第三の居場所(サードプレイス)です。

 

家庭と学校だけの往復になってしまいがちなコロナ禍の中で、第三の居場所を持つ大切さに触れたいと思います。

 

第三の居場所が注目を集めている

家庭と学校以外の居場所とは、どんな所なのでしょうか。

 

▼第三の居場所とは

第三の居場所のとらえ方はひとそれぞれ。

塾やアルバイト先、祖父母の家など場所に関するものが多いですが、インターネットの中の空間や音楽に没頭する時間など、リアルな場所でないところを第三の居場所としているお子さんもいます。

 

▼第三の居場所のメリット

家族が上手くいっていないご家庭では家庭から逃げる場所も必要です。

家庭が落ち着ける居場所ではない場合、近年問題となっている「トー横」などの繁華街のたまり場へ吸い寄せられ、様々なトラブルに巻き込まれる可能性もあります。

また、大人になってからも自分の居場所をなかなか見つけられない人も多く、子どものうちから居場所を見つけておいた方が良かったということも。

 

第三の居場所がない子どもはどうすれば良いの?

自然に自分の居場所を見つけられる子どももいますが、見つからない子どもはどうすれば良いのでしょうか。

 

▼子どもができること

まず自分の好きなことや趣味を通じて、人間関係や活動範囲を広げてみましょう。

新しい人、もの、価値観に出会うことで、心地よく過ごせる環境も見つかるかもしれません。

積極的に行動するのが難しい、苦手な場合にはYouTubeの視聴や読書などで新しい出会いを探してみるのも良いかもしれません。

 

▼大人ができること
大人は良かれと思い、ついつい子どもを自分の管理下に置くような行動をとってしまいがちです。

けれども重要なのは、子どもが主導権をもって活動できる環境があることです。

 

自宅と学校の往復で、習い事や塾に通ってないお子さんは、学童や児童館に行かせてみるなど、子どもが安心して過ごせる場所に行くことができるように教えてあげてください。

お子さんが小さくて離れるのが心配な場合には、送迎をして子どもだけの時間を持てるようにしてみましょう。

 

▼広島独自の取り組み

広島県広島市の寺山公園には、公園にプレーリーダーやスタッフがおり、子どもたちの遊びを見守っています。

開催日は月によって異なりますが、2022年の10月~2月は、火曜日・木曜日・金曜日の11:00 ~16:30です。

 

子どもだけで遊ぶのに不安をお持ちの親御さんは、ぜひご活用ください。

 

参考:日本冒険遊び場づくり協会 – 遊び あふれる まちへ!「てらやまプレーパーク

 

おわりに

大人から見ると「どうしてこんなところに入り浸るんだろう」という子どもの行動にも、彼らなりの意味があったりします。

子どもたちが主体的に過ごせる場所を持つことの重要性を大人が理解しつつ、危険がないように見守っていきたいですね。