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夏休みの自由研究にもピッタリ!2021年7月と8月の天体ショー

no.080 2021年7月7日(水)

 

 

抜けるような青空に大きな雲。

夏は空を見あげる機会が自然と増える季節ですよね。

そんな夏の空を彩る天体ショーが今年も数多くあります。

 

そこで今回は、2021年夏休みの天体ショーをご紹介します。

 

※本記事は、国立天文台の情報をもとに制作しています。

引用した画像の著作権は国立天文台に属しています。

■2021年7月注目の天体ショー

 

▼2021年7月13日頃:金星と火星が最も接近して見える

国立天文台「金星と火星が接近(2021年7月)」

 

日が沈んで少し経つと、西の空に金星が輝きます。

そして肉眼では少し見えづらいですが、金星の近くに火星が見えます。

その金星と火星が、7月12日から14日にかけて接近して見えます。

 

参考:国立天文台「金星と火星が接近(2021年7月)

 

▼2021年7月24日から3夜:月が土星と木星に相次いで接近

国立天文台「月が土星、木星に接近(2021年7月)」

 

24日(25日未明)から26日(27日未明)にかけ、土星と木星に月が相次いで近づきます。

7月24日の宵~25日の明け方頃には土星に近づいて見え、25日と26日の2夜で月と木星が近づいて見えます。

 

参考:国立天文台「月が土星、木星に接近(2021年7月)

 

▼2021年7月30日頃:みずがめ座δ(デルタ)南流星群が極大に

7月中旬から8月中旬頃に活動する流星群で、極大時には1時間あたり5個の流星が観察できます。

ほぼ一晩中観察することができますが、一番条件が良いのが放射点が少し高くなる午後11時頃からです。

 

この流星群は、北群と南群に分けられるケースがありますが、現在観察されているのは南群だけが多く、南群だけを「みずがめ座δ流星群」とするケースもあります。

 

参考: 国立天文台(NAOJ)「主な流星群」「東京の星空・カレンダー・惑星(2021年7月)

 

■2021年8月注目の天体ショー

 

▼2021年8月:木星と土星が見ごろを迎える


国立天文台「土星と木星が見頃(2021年8月)」

 

8月2日に土星が20日には木星が見ごろを迎えるので、観察にピッタリです。

見ごろを迎えることを「衝(しょう)」と呼びます。

衝の頃の惑星は、地球と惑星との距離が近いので、見かけの直径が大きくなるだけではなく、陰になる面積も少ないので明るく見えます。

 

参考:国立天文台「土星と木星が見頃(2021年8月)

 

▼2021年8月11日:細い月と金星が接近

国立天文台「月が金星に接近(2021年8月)」

 

11日には、金星の右上に月齢2.8の細い月が見えます。

日の入り後30分の金星の高度は15度にも至らず高くはありませんが、マイナス4等級の明るさなので、美しく輝いて見えることでしょう。

 

▼2021年8月13日4時頃:ペルセウス座流星群が極大に

国立天文台「ペルセウス座流星群が極大(2021年8月)」

 

8月13日4時頃に、ペルセウス座流星群がもっとも活発になり多くの流星が見えます。

4時だとお子さんはもう寝ている時間だと思いますが、前後数時間にわたって流星が増えます。

そのため、12日夜半もしくは13日の明け方にいつもより早く起きて観察するのが良いかもしれません。

 

8月8日は新月なので、12日は月明かりの影響が少なく、良い条件で流れ星を眺めることができるとされています。

11日の夜から13日の夜までの3夜、21時頃から流星が出現します。

13日の夜明け近くには、1時間あたり50個程度の流星が見られるとか。

 

参考:国立天文台「ペルセウス座流星群が極大(2021年8月)

 

▼2021年8月14日:伝統的七夕の日


国立天文台「スター・ウィーク、伝統的七夕(2021年8月)」

 

2021年の伝統的七夕は、8月14日です。

織姫星(こと座の1等星ベガ)と、彦星(わし座の1等星アルタイル)は、頭の真上近くで見ることができます。

さらに夜空の暗い場所に出かければ、織姫星と彦星の間に横たわる天の川の姿を観察することもできます。

 

参考:国立天文台「スター・ウィーク、伝統的七夕(2021年8月)

 

■おわりに

2021年の夏休みに予定されている天体ショーをご紹介しました。

 

少しだけ夜更かしして、お子さんと一緒に夜空を見あげてみませんか。

満天の星空はきっと、素敵な思い出の1ページになってくれることでしょう。