グルメ

待てば待つほど大きくなる!ゴツッとかわいいロックキャンディの作り方

no.099 2021年10月2日(土)

 

 

古くは紀元前に発祥したともいわれているアメの歴史ですが、自分で作ったことがある、という人はなかなか少ないのではないでしょうか。

アメにはさまざまな種類がありますが、小さいお子さんには棒付きでペロペロ舐められる形のものが、保護者としては安心できますよね。

 

今回は、3週間かけてできあがった棒付きのロックキャンディをご紹介します。

ロックキャンディはその名の通り、岩のようにゴツゴツとした見た目が特徴のアメですが、なんと砂糖と水だけでできちゃうんです!

作り方もシンプルなので、ハロウィンのお菓子作りに悩むこの時期に、お子さんと一緒に作ってみてはいかがですか?

 

■道具と材料【8本分】

・グラニュー糖【シロップ用】…600g

・グラニュー糖【あと付け用】…50g

・水…200ml

・着色料 ※お好みで

 

 

・容器(透明カップ または 耐熱グラス)…4個+2個【乾燥用】

※200ml程度のサイズ

・棒状のもの 【アメの持ち手部分】 …8本

・割りばし …8膳

・鍋 …1個

 

 

■作り方 1.シロップを作る

鍋にシロップ用のグラニュー糖と水を入れ、ヘラで混ぜる。

※この時点でグラニュー糖が水に溶けていなくてもOK。

 

 

鍋を中火にかけ、沸騰するまで軽く混ぜる。

 

 

白濁した状態から徐々に気泡が出て来て透明になってくる▼

 

 

液体が透明になったら混ぜるのを止め、沸騰したら弱火にして9分煮る。

 

 

 

シロップが少しトロリとしたら、火からおろして粗熱を取る。

※耐熱グラスの場合は粗熱は取らなくて良い。

 

 

2.容器を準備する

割りばしに棒をはさむ。

 

 

容器の底に付かないように、下から2㎝程度浮かせるように調整する。

 

 

すべての棒と割りばしをセッティングしておく。

 

 

3.ロックキャンディの核を作る

次に、ロックキャンディの核となる部分を作っておく。

 

小皿に、あと付け用のグラニュー糖とスプーンを用意する。

 

 

セットした棒の、割りばしから下の部分にシロップをかける。

 

 

シロップがしたたらない程度にしずくを切ったら、シロップが付いている部分に、グラニュー糖をスプーンでまんべんなくかける。

 

 

一度容器に戻し、すべての棒を乾かしておく。

 

 

4.シロップを容器に入れる

別の空の容器に好きな着色料を入れる。

※粉の場合は少量の水で溶いておく

 

 

シロップの粗熱が取れたら、それぞれの容器にそそぎ、棒を2本ずつ入れる。

※シロップが熱い状態でそそぐと変形するので、プラスチックの容器の場合は必ず粗熱を取る事!

 

 

底や側面に棒が付いてないか確認する。

 

 

5.成長させる

ほこりが入らないように上からラップをかけて、常温で倒れない場所に保管する。

 

 

1日1回、底が固まらないように動かし、1~3週間観察する。

 

 

1週間後▼

 

 

2週間後▼

 

 

3週間後▼

 

 

6.乾燥させる

好みのサイズになったらシロップから引きあげて乾燥させる。

 

 

 

可愛くラッピングしたら、完成!!

 

 

■科学のはなし

グラニュー糖の主な成分はショ糖です。

ロックキャンディは、水に溶けているショ糖の 結晶化 という現象を利用して作られるアメです。

最初は水に溶けきれていなかったグラニュー糖が、温度を上げる事で溶解度が大きくなり、全て溶けて透明の水溶液ができました。

これに核となる物質を入れる事で、飽和状態だったショ糖がその周りに集まり、再結晶化によって規則的な形でまた個体として現れます。

そしてゆっくり時間をかけて大きく綺麗な結晶が出来ます。

 

 

ところが、失敗しないためのポイントでも触れましたが、異物が混入したり、温度が高い状態でショックを与えたり、急激に冷やしたりする事でも結晶化が始まります。

そして一度始まると結晶化は止まらないので、シロップ作りには特に注意が必要でした。

さらに、失敗した再結晶化のシロップはもう元には戻らないので、別の料理に使いましょう。

 

ハロウィンのお菓子にも♡

 

 

少し繊細な部分もありますが、なんと言っても見た目がカワイイですよね。

着色料は完成した後に刷毛で塗ってもきれいですよ。

100円ショップにはかわいい木のマドラーなども売っているので、好きな棒を見つけて、素敵なロックキャンディを作ってみてくださいね!