グルメ

子どもが食いつく!実験パンケーキ

no.083 2021年8月8日(日)

お子さんのおやつ作り、マンネリ化していませんか?

今回はお子さんと一緒に作れる定番おやつ、パンケーキにちょっぴり科学の実験を加えて、2種類のパンケーキを作ってみましょう!

作りながら変化していくパンケーキに親子で盛り上がり、最後は美味しくいただけます。

どのようなパンケーキができ上がるのか?

結果とタネあかしは記事の後半で説明します。

 

■材 料(でき上がり枚数 5~6枚分※2種類)

 

 

【パンケーキ用】

・ホットケーキミックス…200g

・水(パンケーキ用)…160ml

・紫芋パウダー…20g

・卵  …1個

・ヨーグルト…大さじ1

・食用油…適宜

・パンケーキ用のトッピング(お好みで)

※風味は異なりますが、紫芋パウダーが無い場合、ブルーベリーや紫キャベツや赤シソなどを揉んだ汁でも同様の効果が得られます。

 

【シロップ用】

・レモン…1個

・砂糖…大さじ3

・水…50ml

 

■道具

 

 

・ボウル

・フライパン 又は ホットプレート

・計量カップ

・フライ返し

・おたま

・泡だて器

・小鍋

・セルクル型(無くてもOK)

 

■作り方 (1)レモンシロップを作る

小鍋に、皮付きのまま輪切りにしたレモンと水と砂糖を入れ、弱火~中火で10分煮て冷ましておく。

 

 

(2)パンケーキのタネを作る

ボウルにホットケーキミックスと紫芋パウダーを入れて混ぜる。

 

 

全体的に混ざったら水を少しずつ入れて泡だて器で練るように混ぜる。

 

 

最後に卵を入れてダマが残らないように混ぜる。(最後に卵を入れる事でダマになりにくい)

 

 

(3)2種類のタネに分ける

今回は実験的に2種類のパンケーキを作るため、2つのボウルにタネを分ける。

 

 

Aのボウルに先ほど作ったレモンシロップを大さじ1入れる。

すると、赤紫っぽく変色していく様子が見られる。

 

Bのボウルは何も加えずそのままにする。

 

 

色止めのため、Aにヨーグルト大さじ1を入れて混ぜる。

※ヨーグルトを入れずに焼くとBと同じ色に戻る

 

 

(4)タネを焼く

フライパンなら弱火、ホットプレートなら150~160℃に温め、油をうすく引く。

AのタネとBのタネをそれぞれ焼く。

(セルクル型を使用する場合はフタをする)

 

 

3分後、フツフツ気泡が出てきたら裏返してさらに3分焼く。

 

 

紫だったパンケーキが、裏返すと青くなっているはず。

 

 

レモン+ヨーグルト入りは裏返しても赤さをキープ▼

 

 

焼けたら断面を確認する

 

 

(5)盛り付ける

最後は好きなトッピング材料で飾り付けて、見た目にもおいしいパンケーキになったら完成!

 

 

■科学のはなし(タネあかし)

ではなぜ色が変わったのでしょうか?秘密は紫芋パウダーにあり。

皆さんは小学校の理科の実験で、水溶液の性質を調べるためにリトマス試験紙を使った事を覚えていますか?

水溶液がアルカリ性なら赤い紙が青くなり、酸性なら青い紙が赤くなる、あの実験です。

 

紫芋にはアントシアニンという色素が含まれており、それがリトマス試験紙の役割を果たしていたのです。

ホットケーキミックスに入っているベーキングパウダーが加熱される事により、アルカリ性が強くなりアントシアニンが反応して青色に、レモン(酸性)やヨーグルト(酸性)に反応して赤くなりました。

 

ちなみに焼けた青いパンケーキにレモンシロップを垂らすと…

 

 

垂らした部分は時間がたつと赤くなりました。その部分は酸性になったという事ですね。

 

 

さらに、酸性やアルカリ性の程度(pH)で色の変わり方も違ってきます。

家にある材料を使って実験してみました。

 

 

これに、水で溶いた紫芋パウダーを混ぜてみましょう。

 

紫イモパウダーを溶いた水▼

 

 

結果、下記の状態になりました。

結構違いが出ましたね。

 

 

お風呂用洗剤→強いアルカリ性

【状態】元々青く着色されたものを使用しましたが、濃い青緑色になりました。

 

加熱していないベーキングパウダー→中性

【状態】紫色のまま

 

らっきょう酢→酸性が強い(pH値が小さい

【状態】赤みが強い

 

レモンシロップ→酸性が弱い

【状態】ピンクに近い色

 

pHの値によって赤みや青みが変わってくるので、違う素材でも試してみてくださいね。

アントシアニンは他にも、紫キャベツやブルーベリー、赤シソ、赤玉ネギなどにも含まれているので、手に入りやすい食材でOK!

 

身近にある食材の性質を、実験を通して知る事で、お子さんも科学に興味を持ってくれるのではないでしょうか。

在宅時間が長くなったこの期間に、ぜひチャレンジしてみてくださいね!