まだ幼い1~2歳の頃にも、お手伝いはできます。
とはいえイヤイヤ期と重なるので、上手くいかないことも多いですし、そもそもお願いできることがかなり限られてしまいます。
小さい頃からお願いしたいのが「お片づけ」と「ゴミ捨て」です。
掃除の習慣を身に着けるためにも、お片づけのお手伝いをしてもらいましょう。
最初は1~2個のおもちゃやゴミをお願いする所からはじめて、上手にできたら褒めてあげてくださいね。
年少さんの頃には、食前にダイニングテーブルを拭いたり食後の食器を運んだりすることができるようになります。
そして、簡単な料理のお手伝いを始めたい時期でもあります。
例えば、シュウマイにグリンピースをのせたり、サラダにマヨネーズをかけたりといった簡単なことからはじめてみましょう。
洗濯物を綺麗に畳むのは難しいこともありますが、家族の洗濯ものを分けたり、畳んだ洗濯物をしまったりすることができます。
火や包丁の使い方やルールを教えるためにも、年長さんの頃には少し本格的な料理のお手伝いに挑戦してみましょう。
ホットケーキを一緒に焼いたり、子ども用の安全な包丁の使い方を教えてあげたりするのも良いですね。
掃除では、玄関の靴をそろえたり、洗濯物を干したり取り込んだりするだけではなく畳むのが上手にできる子も。
小学校にあがる前には、お手伝いできることもグンと増えます。
お米を研いだりご飯をよそったり、配膳も安心して任せることができます。
火や包丁を使ったり、水を使ったりするお手伝いのときには、必ず親御さんが付き添ってあげてください。
ご紹介した以外にも、多彩なお手伝いがあります。
お風呂掃除や火を使う料理、お買い物などの危険が高いお手伝いは、年齢ではなくお子さんの性格や環境も考慮してスタートする時期を決めましょう。
失敗しても怒らず、できたことや成長をほめてあげてくださいね。
せかさないためにも、お手伝いは時間がゆっくり取れるときにお願いするのも大切なポイントです。
子どもが大きくなってくると、お手伝いをきちんとすることができるようになります。
大人の真似をしたいお年頃になったら、簡単なお手伝いからステップアップしてみませんか。