そこまで親しくない間柄の場合、お子さんやご家族との面識が全くない場合もありますよね。
さらに、子どもがいるご家庭では、お子さんの写真はポジティブな評価が多いですが、子どもに対する感情は人それぞれ。
また、子どもが欲しいと切望している方にとって、年賀状の子どもの写真はほほえましく受け取れないことも。
独身の方で肩身の狭い想いをしたり、寂しい想いをしたりする方もいます。
折角年賀状を送るのであれば、関係性や相手の立ち位置などに配慮し、受け取って嬉しいと思ってもらえるものにしましょう。
年賀状は何も必ず写真入りでなくてはいけないわけではありません。
子どもの成長を伝えたい場合には、子どもが描いたイラストやメッセージを年賀状に使用するのも良いかもしれません。
干支にちなんだ作品もおすすめです。
家族写真が使いたい場合には、モノクロやセピア風、家族の後ろ姿などのイメージ写真はいかがでしょうか。
顔のアップや全身のシルエットが映った画像よりも、雰囲気が出ます。
家族写真にこだわりたい方は、風景の中に溶け込むような家族写真を撮ってみませんか。
パターンを用意して使い分けるだけではなく、おじいちゃんおばあちゃんには別々の年賀状を送ると喜んでもらえます。
年賀状は年の初めのご挨拶です。
LINEやmailで済ませる方も増えてきましたが、手書きの年賀状は温もりを感じるものです。
大きな画像や写真をプリントしても、手書きのメッセージを添えるのを忘れないようにしましょう。
翌年からの年賀状を辞退する「年賀状じまい」をご存知でしょうか。
高齢者間で行われるケースが多いのですが、子育て世代も疎遠になった友達と何年も年賀状のみのやり取りが続くことがありますよね。
そんな時には、「SNSをはじめたので…」と交流を年賀状ではなくSNSやダイレクトメッセージなどに切り替えるのも良いかもしれません。
関係性によって、年賀状だけではなく連絡方法も使い分けましょう。
松の内(1/1~1/7)までに届くように出す年賀状。
元旦に届くように出すには、12/25あたりまでに投函する必要があるので注意してください。
年末の忙しくなる時期が来る前にデザインを決めて準備をすることで、気持ち良く新年を迎えることができます。
多様性のある社会への取り組みが進む中で、年賀状の家族写真が話題にのぼることがあります。
不妊の方への配慮なども含めて、相手を思いやるのも大切な大人のマナーですよね。
来年からは、送り先に合わせて年賀状を使い分けてみませんか。