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いつもと違うアートワーク! 水面上に描くマーブリング

no.134 2022年4月15日(金)

お子さんのアートワークといえば?

パステル、クレヨン、色鉛筆、水彩絵の具で紙やボードにお絵かきするのが定番ですよね。

 

そんな定番から少し外れた、水面上に描いた絵を紙などの基底材にうつし取る、マーブリングの経験はありますか?

 

 

準備や作業工程などで大人の補助が必要ですが、マーブリング作業はとにかく楽しいので、喜ぶお子さんは多いはず!

今回は市販のマーブリングセットを使った方法をご紹介します。

立体的な素材にもうつし取る事ができるので、お試しください。

 

■道具と材料

 

 

・市販のマーブリング絵の具セット

・市販のマーブリング水溶液       ※画像は1リットル入り

・水 または ぬるま湯

・うつし取る紙や基底材                       ※ここではB5程度の水彩紙などを使用

・水溶液を入れるバット                      ※紙が入る程度のサイズ

・コームや竹串などの描く道具

・マスキングテープ                                ※無くてもOK

・新聞紙 数枚

・汚れても良いタオル

・作業時汚れ防止のための敷物

・乾燥時の敷物

 

■下準備 1.吸い取り紙を用意

水溶液をクリーニングするための吸い取り紙を用意する。

バットのサイズに合わせて新聞紙を数枚カットしておく。

 

 

2.紙をマスキングする

リトグラフのような完成度にするためにマスキングテープを紙の周囲に巻いていく。

※表裏がある紙の場合は、オモテ面の周囲にマスキングテープを貼る

テープの幅は好みでOK。

マスキングをしない場合は次の工程へ。

 

 

3.水溶液と水を混ぜる

紙にうつし取る場合、 水1:水溶液1 をバットに入れ、泡立たないようにゆっくり丁寧に混ぜる。

※ぬるま湯を使うと混ざりやすい

※水溶液に指を直接入れて混ぜてもOK

 

 

■作り方 1.絵の具を垂らす

フタを開ける前に絵の具をよく振る。

その後、好きな色を1滴ずつ垂らす。

すると絵の具が広がっていく。

 

 

色の広がりを確認しながら、さらに好きな色を1滴ずつ重ねていく。

 

 

2.模様を描く

竹串やコームで模様をゆっくり動かしていく。

 

 

3.うつし取る

お気に入りの模様の部分に、紙のオモテ面を下にしてゆっくりと浮かべるように置く。

 

 

竹串やコームの先などで、紙の表面全体が水面に付くように軽く押さえる。

※紙を沈めない事

 

 

端をつまみ、引きずらないようにゆっくりと紙を持ち上げる。

 

 

模様がきれいに付いていたら成功。

余分な水分は新聞紙で軽く水気を取り、完全に乾くまで置いておく。

 

 

4.クリーニング

次のマーブリングをするために水溶液をクリーニングする。

水溶液の水面に、下準備した新聞紙を当て、引きずりながらインクを吸い取る

※底に沈んだ絵の具は影響しないのでそのままでOK。

 

 

クリーニングが済んだら、続けて 作り方(1)の絵の具を垂らす工程から始める事ができる。

 

■いろいろな素材でチャレンジ!

紙だけではもったいない!

マーブリングはさまざまな素材にうつし取る事ができるため、今回は100円ショップで購入した張りキャンバスや、不織布マスク、ヘアゴムの飾りにもマーブリングをしてみました。

 

 

ガラスやプラスチックなどのツルツルした素材には、

水1:水溶液2 でつくる。

 

 

5.乾燥させる

作品を乾燥させる。

 

 

6.マスキングを取る

乾燥が終わったら、マスキングテープをゆっくりはがす。

テープと絵の具がくっついてうまくはがせない場合は、カッターで絵の具の表面だけを切る。

※紙を切らない事

 

 

7.完成!

※紙の波打ちが気になる場合は、水張りする。

 

 

■まとめ

 

マーブリングは水溶液と絵の具の分離、表面張力を利用した技法でした。

諸説ありますが、マーブリングはトルコと日本で発祥したと言われています。

日本では 『墨流し』 という技法で知られており、墨液を水に浮かべて和紙に吸い取り、浮世絵の背景などに利用されていました。

偶然と必然が織りなすマーブリング独特の世界に、大人もこどもも夢中になってしまいますよね。

平面作品に慣れたら、立体作品にもチャレンジしてみてくださいね!