子育て

小学校生活を送るうえで知っておきたい小1の壁・小4の壁

no.136 2022年5月2日(月)

 

保育園・幼稚園から小学校に入学することで、子ども・親の双方に大きな変化が訪れます。

また、入学後の発達差も大きく、途中から学校生活に適応できなくなることも。

フルタイム勤務をしているママの場合、仕事と育児のバランスも重要となります。

一般的に問題が表面化しやすいポイントを簡単にご紹介します。

 

■小1の壁

 

 

小学校への入学は子どもにとって大きな変化です。

この年齢は生まれ月によって発達に差が出てしまいますし、通っていた幼稚園・保育園の特性や家庭の状況などによりそれぞれの子どもの体験にも大きな差があります。

また、働いているママには保育所よりも放課後学童クラブの時間が短いため、仕事を断念せざるを得なくなるといういわゆる「小1の壁」が立ちはだかります。

 

▼小1の壁を乗り越えるために

小1の壁に備えるためには、学童を利用するだけではなく、ファミリーサポート民間サービスなども活用することが必要不可欠です。

また、働き方を検討し在宅ワークへの切り替えをするママも多くいます。

 

■小4の壁(9歳の壁・10歳の壁)

 

 

小学校4年生になると発達の個人差も大きく、学習の難易度があがり、授業についていけなくなる子どもも増えてきます。

そのため、自己肯定感を持てず、劣等感を抱えやすい時期でもあります。

 

ギャングエイジ」とも呼ばれる時期であり、同学年の閉鎖的なグループ活動を優先するようになり、親子関係も複雑となってきます。

また、放課後学童クラブは小学3年生までが優先的に利用できる地域も多く、放課後の子どもの居場所がさらに減ってしまい、仕事を続けることがより困難となります。

 

▼小4の壁を乗り越えるために

学習でつまづいた場合には、復習に力を入れましょう。

分からない所を明確にして何度も繰り返すことで、理解を定着させることができます。

自信を失っていた場合には、具体的に褒めてあげるのが効果的です。

お手伝いや成長の様子を褒め、できないことや苦手なことに対しても一緒に解決法を考えてあげましょう。

 

■小1の壁は日本特有のもの!?

小1の壁・小4の壁のどちらも子どもの発達の個人差と子どもを取り巻く環境が絡み合って生まれるものです。

海外では、イギリスの様に「小1の壁がない」とされている国もあります。

日本でも学校のシステムの変化でこれらの負担は減るかもしれません。

 

また、子どもの発達は個人差が非常に大きく、時間がたてば自然と適応できていくことも多々あります。

親が焦ってしまったり過度の不安を抱いたりすると、子どもに伝わってしまい、悪循環を招くことも

成長の一環として余裕をもって見守る時間も必要でしょう。

 

 

注意したいのが、「極端な落ち着きなさ」「コミュニケーションの異常」「粗暴さ」「学習困難などが改善しない場合です。

その際には、スクールカウンセラーに相談したり、児童精神科の受診を考えたりしても良いかもしれません。

 

■おわりに

幼稚園・保育園の時と比べて、小学校に入学するとできることが増えてきます。

しかし、手を繋がなくなっても、目を離さず適切なフォローをしてあげる必要があります

意識してお子さんと向き合う時間を作り、寄り添ってあげてください。