子育て

「いじめ」は特別な問題ではない!子どもがいじめられた時に知っておきたいこと

no.105 2021年11月13日(土)

実は、日本の子どもの約7割がいじめの加害者で約8割が被害を経験しているというデータがあるのをご存じでしょうか。

 

 

いじめは他人事ではなく、お子さんが被害者にも加害者にもなる可能性があります。

そこで今回は、いじめにあったらどうすれば良いのか、どんな対応ができるのかご紹介します。

 

■学校や保育園・幼稚園に通うことが全てではない

 

 

大きなケガや病気をした場合、ある程度学校を休んで体が回復してから通学・通園をすると思います。

けれども心が傷ついても、外からは見えませんよね。

 

だから親が「通学・通園をしないと」と焦ってしまうことがあります。

またお子さんも自分の心の傷を見ることができないので、「通わなくてはいけない」と焦って上手くいかないケースも。

 

本調子でないときに無理をすると、ケガや病気が悪化してしまいますよね。

まずはお子さんの心のケアを優先しましょう

 

■スクールカウンセラーは子どもだけではなく親も相談できる

子どもへの対応は親や教師だけではなく、心理専門職であるスクールカウンセラーも交えて行うのが一般的です。

スクールカウンセラーや学校カウンセラーは子どもだけではなく親の話も聞いてくれます。

不安や悩みがある場合、相談をしてみましょう。

適切なアドバイスをもらえたり、専門医を紹介してもらえることもあります。

 

 

 

■勉強は何処でもできる

 

 

GIGAスクール構想の一環で、生徒1人1人にタブレット端末が配布されています。

勉強は何処でもできる環境が整っているのです。

学校に行く理由が「勉強」だけなのであれば焦る必要はありません。

家庭学習や塾で勉強しっかりとすれば、勉強の遅れが問題になることはないでしょう。

 

■保健室登校ってどうなの?

学校に行くのに慣れるために、保健室登校をして徐々に教室に足を運ぶ時間を増やすケースもあります。

保健室登校は基本的に出席としてカウントされますが、高校などでは欠席扱いになることも。

「保健室で給食を食べるだけ」「勉強をする」など、お子さんの状態によって通い方が異なるので、担任の先生だけではなく保健の先生とよく相談することが大切です。

 

■学校とのコミュニケーションが上手くいかなかったら?

学校とのコミュニケーションが上手くいかないこともあります。

子どもの相談窓口は学校だけではありません。

 

例えば、国立研究開発法人国立成育医療研究では「こころ×子どもメール相談」を実施しています。

また、「BONDプロジェクト」では、10代・20代の女性のためにLINE相談による支援を行っています。

24時間子どもSOSダイヤルは通話料無料です。

 

親御さんが相談するのは、教育委員会だけではなく法務省の人権相談窓口「子どもの人権110番」もおすすめです。

 

■おわりに

政府広報オンラインでは、いじめを受けている・いじめをしている子どもの「いじめのサイン発見チェックシート」を紹介しています。

サインを見逃さず、適切な対応を取ることが早期解決の近道です。

お子さんの変化に気が付けるよう、チェックシートに目を通しておきましょう。

 

参考:読売新聞オンライン「仲間外れ・無視・陰口、小学生の8割がいじめ被害者…加害経験は7割」2021/07/16 19:11付