子育て

知っておきたい!広島県の不登校児童のための取り組み

no.149 2022年8月19日(金)

病気や経済的な理由を除き年間30日以上欠席した子を「不登校」といいます。

学業や学校での人間関係の問題等が原因になることも多くありますが、生活リズムが大きく変わる長期休み明けは不登校が増えやすいとされています。

広島県の小学生の不登校児数は令和2年に1,638人で、全体数から見ると少ないものの増加傾向にあるのをご存知でしょうか。

原因がわからず不登校になる児童もいるため、不登校への取り組みを事前に知っておくと役に立つときが来るかもしれません。

 

■広島県教育支援センター「SCHOOL “S”」

SCHOOL“S”は、広島県に住んでいる不登校等の小中学生を支援する県の教育支援センターです。
学習室やプレイルームなどがあり、スタッフに色々な相談をすることもできます。
センターは東広島にありますが、オンラインのイベントも開催されているので、東広島に通えないお子さんにもピッタリです。

 

■不登校SSR(スペシャルサポートルーム)推進校

不登校SSR推進校において、学習支援等による不登校の未然防止や、不登校等児童生徒の社会的自立に向けた支援の強化,充実を行っています。

 

▼どの小学校に設置されているの?

現在では広島県に全33校(15市町の7小学校・25中学校・1義務教育学校 ※県立学校2校を含む)が指定されています。
今後も指定校を増やしていく方針と記載されています。

 

■広島LEARNプロジェクト

不登校をはじめとする学校における集団での学習になじめない児童生徒に対して、個々の状況や興味・関心に応じた学びの場を創ることを目的としています。
LEARNとは、東京大学先端科学技術研究センターが実施する社会課題解決型実践プロジェクトです。
時間や空間を超えた学びの場を設定し、学びの多様性を実現するための、

“Learn Enthusiastically, Actively, Realistically, Naturally” の頭文字からとられました。
”熱意を持って、主体的に、リアルに、自然体で学べ!”という意味を表しています。

 

▼東大LEARN in 広島

学校での学習になじめない児童生徒が体験を通した学びと、既有の知識や技能を結び付ける「学びの場」を提供することで、知的好奇心を喚起し、学び続ける力の育成を目指すプロジェクトです。
広島県教育委員会と東京大学先端科学技術研究センターが協力して実施します。

▼オンライン学びプログラム
オンラインを活用して様々なプログラムを実施し、子供たちの知的好奇心を満たして社会とのつながりを促し、学び続ける力を育成することを目的としています。
不登校支援センターのスタッフが様々なプログラムを用意しています。

▼オンラインクラブ
オンラインを活用することで、同じ興味をもつ子供たちが参加するクラブ活動を実施し、社会や人とつながるよさを体感します。
外出のハードルが高いお子さんでも、オンラインなら興味を持てるかもしれません。

 

■おわりに

不登校はふとしたことがきっかけで誰にでも起こりうる身近な問題です。
広島県には、こうしたお子さん・親御さんの心のよりどころがあるので、困りごとやお悩みがあったら活用してみてください。

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